

空気が乾燥しているこの季節は、ちょっとした油断で風邪を引き起こしやすいもの。お風呂上りに薄着でいたり、スポーツなどの後にしっかりと汗をふかなかったり…。日常のうっかりした行動が、風邪をひくきっかけをつくってしまうのです。とはいえ、寒さや冷えは風邪の直接的な原因ではなく、風邪の9割の原因は、鼻や喉から入るウイルス。鼻や喉などの呼吸器にウイルスが侵入した際、寒さや冷えで免疫力が低下していたり、疲れやストレスが溜まっていると、ウイルスを排除することができず粘膜の炎症を起こしてしまいます。これが風邪の始まりです。冬場に風邪をひきやすいのは、ウイルスが寒くて乾燥した空気を好むことや、空気の乾燥で鼻や喉の粘膜が乾き、ウイルスを排除しにくくなることが原因の一つ。風邪をひきやすい冬を乗り切るためには、毎日の生活習慣や体力づくりが重要というわけです。
ウイルスの感染を防ぐのに効果的なのが、幼い時分から言われてきた“うがい&手洗い”です。外出先から帰宅した際は、うがい薬でうがい&薬用石鹸で手洗いを習慣にしましょう。外出時、レストランで食事を摂る前や、仕事中の合間などでも、うがい&手洗いを忘れずに。また、電車やバス、映画館やコンサート会場など、大勢の人が集まる場所に行く際は、マスクで鼻や喉を防ぐなどして、風邪をうつされない対策も大切。風邪予防には、たっぷりと質の良い睡眠をとることも重要です。睡眠不足は疲れやストレスが溜まりやすくなり、免疫力を低下させてしまいます。睡眠時は空気が乾燥しやすいので、濡れタオルをベッドの脇に干したり、マスクをするなど鼻や喉の粘膜を乾燥させない注意も必要。もちろん、日中の室内もエアコンなどの暖房でカラカラに乾燥しています。こまめに窓を開けて換気を行ったり、加湿器などで湿度を保つなど、ウイルスを撃退しやすい環境づくりを心掛けましょう。体力をつけるために適度な運動を習慣にすることも、風邪の予防につながります。
「う~ん。少し熱っぽい」「のどが少し痛い」など、風邪の症状はさまざまですが、風邪はひき始めが肝心です。鼻水や喉の痛み、悪寒や頭痛などを感じ、風邪かな?と思ったら、早めに対応しましょう。風邪を治すには、しっかりと栄養補給をして、身体を休ませるのが一番。体内ですぐにエネルギーになる炭水化物や糖質、代謝を高めるタンパク質、白血球の働きを助けるビタミンCなどを積極的に摂り、たっぷりと睡眠を取るように心掛けてください。風邪の際の食事は、うどんやお粥など、消化の良いメニューに調理して、胃腸に負担をかけないことも大切です。また、生姜・ねぎ・にら・にんにく・唐辛子などの食材には、血行を良くして身体を温める効果があります。スープなどに入れて積極的に摂るようにしましょう。発熱がある際は、汗をかいて体内の水分が不足しやすいので、こまめに水分を補うことも大切。スポーツ飲料には電解質が含まれ、体内への吸収が早いので、風邪の際の水分補給にオススメです。

風邪をひいてしまったら、無理をせずゆっくりと静養し、風邪が長引きそうだと思ったら、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

女性サイトの編集長を経て、フリーの美容ジャーナリストとして雑誌やWEB媒体で執筆。取材&ミーティング&新作発表会などに追われる日々のなか、WEBプロデューサーとしての経験を活かし、化粧品会社のWEBプロデュースやWEB広告の制作にも携わる。日経ウーマンオンラインで、美活ブログ『美容エディターの"美"探究レポート!』を連載中。

