
気が付くとファンデーションがよれてしまう…原因や崩れにくいベースメイクの仕上げ方を紹介
「朝、メイクをきれいに仕上げたはずなのに、気が付くとファンデーションがよれている…。」このような経験はありませんか?
実は、ファンデーションがよれるのには、さまざまな原因があります。よれる原因を知ることで、崩れにくいベースメイクに仕上げることが可能です。
本記事では、ファンデーションがよれる原因を解説し、よれを防ぐポイントや崩れにくいベースメイクのやり方を紹介します。
01.ファンデーションがよれる原因
ファンデーションがよれる原因は、肌質だけではなく、メイクの仕方やメイク道具の使い方も影響しています。ここでは、ファンデーションがよれる原因を詳しく解説します。
1.1.肌の乾燥によって
肌の乾燥は、ファンデーションがよれる原因の一つです。肌の表面が乾燥すると、ベースメイクが密着しにくくなり、よれを引き起こします。
さらに、肌の内部が乾燥している場合は、肌を守るため、皮脂の分泌が過剰になる、いわゆるインナードライの状態になることで、メイク崩れが起こりやすくなります。なお、肌が乾燥する要因は、保湿不足だけではなく、エアコンの長時間利用による空気の乾燥や、紫外線によるダメージなども考えられるため、原因に合わせた乾燥対策が必要です。
1.2.皮脂や汗によって
ファンデーションのよれは、皮脂や汗によっても起こります。特に、皮脂の分泌量が多い額や鼻などのTゾーンは、メイクが崩れやすくテカリやすい場所です。
皮脂が過剰に分泌されると、肌表面の皮脂量が多くなりベタつきが現れます。また、ニキビや吹き出物、角栓などができやすくなるため、注意が必要です。
さらに、気温が高い日や暑い季節は皮脂分泌が活発になり、汗をかきやすくなります。皮脂と汗がファンデーションと混ざると、メイク崩れが生じやすくなります。
1.3.厚塗りしてしまっている
ファンデーションの厚塗りも、よれを引き起こす原因です。適量を超えて使用すると、ファンデーションが肌にうまく密着せず、メイクが浮きやすくなります。
特に、シワが出やすい目元や、皮脂の分泌が多いTゾーンはファンデーションが溜まりやすく、よれやムラが目立ちやすくなります。ファンデーションの厚塗りは、肌本来のツヤや透明感が失われ、くすんだ印象を与えることもあるため、注意をしましょう。
1.4.スキンケアの後すぐにメイクを始めている
スキンケアの後、すぐにメイクを始めている場合もファンデーションがよれやすい原因になります。
スキンケア直後で肌がべたついた状態のままベースメイクを始めてしまうと、ファンデーションが肌にうまく密着せずよれの原因を引き起こします。
メイク前のスキンケアには、肌なじみの良い「薬用リンクルストレッチセラム」や「薬用ホワイトニングセラム」がおすすめです。みずみずしく、肌に馴染みやすいため、メイク前のスキンケアとして人気があります。
肌がサラっとした状態でファンデーションをのせることで、よれや崩れを防いでくれるでしょう。

1.5.ファンデーションが肌質に合っていない
肌質に合わないファンデーションを使用している場合も、よれやすい原因につながります。
肌の水分量や皮脂量には個人差があります。そのため、皮脂の多い方が油分の多いファンデーションを使ったり、乾燥が気になる方が皮脂吸着成分が多いタイプのファンデーションを使用したりすると、肌に上手く密着せずよれを引き起こします。
メイクをすると、粉を吹いた状態になる方や、肌がカサカサして乾燥しやすい方はファンデーションが肌質に合っていない可能性があるため、ファンデーションを選び直してみると良いでしょう。
なお、パーフェクトワンのファンデーションには、 クッションファンデーションや 薬用ホワイトニングBBクリーム、 CCクリームなどさまざまな種類があります。 記事の後半では、肌質に合ったファンデーションを具体的に解説します。
1.6.パフやスポンジを汚れたまま使っている
パフやスポンジを汚れたまま使っている方は、注意が必要です。ファンデーションを塗る際に使用するパフやスポンジは、余分なファンデーションや皮脂を吸収する役割があります。
そのため、汚れたまま使用を続けると余分な油分が肌に残り、ファンデーションがよれやすくなります。また、細菌が繁殖しやすく、ニキビやアレルギーの原因にもなるため、定期的に洗浄を行い、清潔な状態で使用しましょう。
1.7.マスクの摩擦や顔を触る癖が原因となることも
マスクの着用や顔を触る癖がある方も、ファンデーションのよれを引き起こす原因の一つです。マスクは皮膚に密着するため、摩擦によってマスクにファンデーションがつきやすくなります。
また、マスク内部は湿度が高くなりやすく肌が蒸れた状態になるため、メイク崩れを引き起こします。さらに、頬杖をついたり、無意識で顔を触る癖がある方もメイクが崩れる原因となるため、注意しましょう。

02.ファンデーションのよれを防ぐポイント
ファンデーションのよれを防ぐには、いくつかのポイントがあります。ここでは、メイク前のポイントを詳しく解説します。
2.1.肌質に合わせたファンデーションを選ぶ
ファンデーションのよれを防ぐには、肌質に合わせたファンデーションを選ぶことが大切です。ここでは、ファンデーションの種類の特徴と、おすすめの肌質をご紹介します。
2.1.1.クッションタイプ
クッションタイプのファンデーションは、液状のファンデーションをスポンジ状のクッションに染み込ませた商品です。保湿成分や美容成分が配合されているものが多く、パウダーの手軽さとリキッドのカバー力が両立していて、みずみずしい仕上がりが特徴です。
クッションタイプのファンデーションは乾燥が気になる方や、くすみをカバーしつつナチュラルに仕上げたい方に向いています。
クッションタイプを探している方は、キープ力が高いパーフェクトワンの「グロウ&カバークッションファンデーション」がおすすめです。また、乾燥だけではなく小ジワやシミが気になる方には、パーフェクトワンの「薬用リンクル&カバークッションファンデーション[医薬部外品](※1)」もおすすめです。
「グロウ&カバークッションファンデーション」は、肌に密着しながら潤いを与えてくれるクッションファンデーションです。シミやシワ・くすみをしっかりとカバー(※2)しながら、化粧崩れも防いでくれます。

「薬用リンクル&カバークッションファンデ―ション[医薬部外品](※1)」は、メイクをしながらシワ改善と美白(※3)ケアが可能なクッションファンデーションです。65種の保湿成分が配合されており、しっとりしてツヤのあるハリ肌へと導きます。
![薬用リンクル&カバークッションファンデーション ナチュラル ケース付き [医薬部外品]](https://www.shinnihonseiyaku.co.jp/contents/shop/sns/img/goods/S13050_01.jpg)
- (※1)医薬部外品:シワを改善する。メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
- (※2)メイクアップ効果による
- (※3)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
2.1.2.BBクリーム
BBクリームは、美容液や日焼け止め、化粧下地などが一つになった多機能ファンデーションです。もともとはレーザー治療後などの肌を保護する目的で医療用として開発されたもので、軽いテクスチャーで肌に密着しやすく、高いカバー力が特徴です。
メイクをしながら美白(※1)ケアもしたい方は、パーフェクトワンの「薬用ホワイトニングBBクリーム[医薬部外品](※2)」がおすすめです。
気になるシミをカバー(※3)しつつ、有効成分であるビタミンC誘導体(※4)やアルブチンで、美白(※1)ケアができます。また、メイク中の肌に潤いを与えるモイストリリースカプセル(※5)も配合されており、しっとりと美しい仕上がりをキープします。
- (※1)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
- (※2)医薬部外品:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ。肌に潤いを与える。
- (※3)メイクアップ効果による
- (※4)L-アスコルビン酸 2-グルコシド
- (※5)ポリアクリル酸アルキル、エイジツエキス(保湿成分)
![薬用ホワイトニングBBクリーム[医薬部外品]](https://www.shinnihonseiyaku.co.jp/contents/shop/sns/img/goods/S13034_01.jpg)
2.1.3.CCクリーム
CCクリームは、顔色補正または肌色コントロールといった意味を持ち、肌の色味や明るさをコントロールできるクリーム状のファンデーションです。BBクリームと同様に1本で美容液や保湿、日焼け止め効果を兼ね備えた商品が多く、機能性に優れています。
CCクリームもさまざまな肌質に対応可能なので、肌悩み別に選ぶのがおすすめです。肌のくすみが気になる方は、ピンクやラベンダーの色つきのCCクリームを選ぶと、血色感をプラスできます。
また、パールを配合したものなら、光を反射してツヤのある仕上がりになるでしょう。光の透過と反射で、小ジワやくすみなど年齢による肌悩みをカバー(※1)したい方は、パーフェクトワンの「CCクリーム」がおすすめです。
化粧下地、ファンデーション、カラーコントロール、日焼け止め、クリーム、美容液の6つの機能を持つオールインワンファンデーションで、コラーゲンベール(※2)や4種のヒアルロン酸(※3)などの保湿成分配合で、潤いを保ちながらハリのある肌が目指せます。
- (※1)メイクアップ効果による
- (※2)水溶性コラーゲンクロスポリマー(保湿成分)
- (※3)ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12―13)グリセリル、アセチルヒアルロン酸Na(保湿成分)

2.1.4.パウダータイプ
パウダータイプのファンデーションは均一に塗りやすく、軽い着け心地が魅力です。持ち運びに便利で、外出先でのメイク直しがしやすいのがメリットです。
また、量を調節しやすく、パフを使って気になる部分に重ねたり、ブラシで全体をふんわり整えたりと、メイクがよれたときのお直しにも役立ちます。
2.1.5.リキッドタイプ
リキッドタイプは、液状で伸びがよく、肌に密着しやすい点が特徴です。水分と油分がバランスよく含まれており、乾燥が気になる方に特におすすめです。
乾燥が気になる肌特有のかさつきをカバーし、みずみずしく潤いのある肌に仕上がります。使用量のコントロールがしやすく、薄づきメイクに仕上げられるため、ファンデーションのよれを防げます。
脂性肌の方は、皮脂吸収成分が配合されたタイプを選ぶと、テカリやベタつきを抑えられるでしょう。
2.1.6.クリームタイプ
クリームタイプは、油分の割合が多くしっとりとした質感が特徴で、乾燥が気になる方におすすめです。乾燥した肌にも均一に伸ばしやすく、肌に馴染みやすい商品です。
油分が膜をつくり肌の水分の蒸発をしにくくするため、外部の乾燥からも肌を守ります。保湿成分が豊富に含まれているものを選ぶと、ファンデーションを塗りながらスキンケア効果も期待できます。
2.2.メイク前の洗顔に気をつける
メイク前の洗顔に気をつけることで、ファンデーションのよれを予防できます。朝の肌は、睡眠中に分泌された皮脂や汗、布団や枕カバーなどのホコリが付着している状態です。
水やお湯による洗顔だけでは肌の汚れを十分に落としきれず、そのままメイクをするとファンデーションが密着しづらくなりなります。朝の洗顔は、洗顔料を使ってしっかりと汚れを落としましょう。

2.2.1.バブルクリームウォッシュ
朝の洗顔には、肌に負担の少ない泡で出てくるタイプの洗顔料がおすすめです。パーフェクトワンの「バブルクリームウォッシュ」は、ポンプを押すだけでふんわりとした泡がでてくる便利な洗顔料です。
泡を肌に馴染ませるとクリーム状に変化し、余分な皮脂や毛穴の奥のしつこい汚れを絡めとります。少ない摩擦で汚れをしっかり洗い流し、メイク前のクリアな肌に整えられる商品です。

2.3.メイク前のスキンケアも重要となる
ファンデーションのよれを防ぐためには、メイク前のスキンケアで肌の状態を整えることも重要です。メイクを長時間キープするためには、肌の保湿が欠かせません。
洗顔後の肌の状態は、乾燥しやすい状態のため、洗顔後はすぐに保湿をするようにしましょう。
2.3.1.薬用リンクルストレッチセラム[医薬部外品](※1)
メイク前のスキンケアには、みずみずしくさらっと仕上がるパーフェクトワンの「薬用リンクルストレッチセラム[医薬部外品](※1)」がおすすめです。配合成分の「プロビタミンB5(※2)」は、肌荒れ(※3)を防ぎ健やかな肌状態を保ちます。
さらに、有効成分「ビタミンPP」は、シワ改善や美白(※4)に効果が期待できます。目元や口元、首のシワが気になる方は、メイク前のスキンケアに取り入れてみましょう。
- (※1)医薬部外品:シワを改善する。メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ。肌あれを防ぐ。
- (※2)D-パントテニルアルコール(有効成分)
- (※3)肌あれ、あれ性
- (※4)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
![薬用リンクルストレッチセラム[医薬部外品]](https://www.shinnihonseiyaku.co.jp/contents/shop/sns/img/goods/S11081.jpg)
2.3.2.薬用ホワイトニングセラム[医薬部外品](※1)
メイクと同時に美白(※2)ケアをしたい方は、パーフェクトワンの「薬用ホワイトニングセラム[医薬部外品](※1)」がおすすめです。こちらの商品は、以下の3種の有効成分を配合しています。
- メラニンの生成を抑える「アルブチン」
- 黒色メラニンを薄くし、シミを防ぐ「ビタミンC誘導体(※3)」
- 肌あれを防ぎ健やかな肌へ導く「グリチルリチン酸ジカリウム」
保湿と美白(※2)ケアを同時に行いたい方は、ファンデーションを塗る前にセラムを取り入れて肌を整えましょう。
- (※1)医薬部外品:メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ。肌に潤いを与える
- (※2)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
- (※3)L-アスコルビン酸 2-グルコシド
![薬用ホワイトニングセラム[医薬部外品]](https://www.shinnihonseiyaku.co.jp/contents/shop/sns/img/goods/S_11093.jpg)
03.崩れにくいベースメイクのやり方
ここでは、崩れにくいベースメイクのやり方を手順に沿って解説します。

3.1.スキンケアの後は少し時間をおく
ファンデーションがよれる原因でも紹介したように、スキンケア後すぐにファンデーションを塗ることでよれやすくなってしまいます。そのため、崩れにくいベースメイクに仕上げるには、スキンケアの後に少し時間をおくのがおすすめです。洗顔後、化粧水や美容液、ジェル、乳液などで肌を整えたら、ハンドプレスをして肌に馴染ませましょう。
ハンドプレス後に、3~5分時間を置くとより浸透力(※)が高まります。べたつきが気になる方は、ベースメイクを始める前に、軽くティッシュオフして余分な油分や水分をとっておくと、ファンデーションが肌に密着しやすくなります。
強くこすらず優しく押さえるようにするのがポイントです。
(※)角質層まで
3.2.崩れやすい箇所は薄づきになるように意識する
ベースメイクを塗る際は、崩れやすい場所は薄づきになるように意識しましょう。
特に、皮脂や分泌されやすくテカリが出やすいTゾーンは、薄く塗りましょう。また、目元や口元など皮膚が薄い部分は、表情の動きによりシワが目立ちやすい場所なので、スポンジに残った少量のファンデーションで仕上げます。
3.3.パフやスポンジを使って厚塗りを防止する
余分な皮脂や水分を吸収するパフやスポンジを活用すると、ファンデーションをムラなく均一にのばせるため、厚塗りにならずナチュラルな仕上がりになります。ファンデーションは、顔の中心から外側に広げるように塗るのが基本です。
また、肌トラブルを防ぐためにも、パフやスポンジは清潔な状態を保つことが大切です。弾力がなくなり、上手くファンデーションが乗せられなくなったら替え時のサインです。
3.4.コンシーラーは気になる部分のみに使う
コンシーラーの使い方によっても、メイクのよれを防げます。コンシーラーはカバー力が高い物が多いですが、広範囲に塗るとムラができやすくなります。
そのため、シミやニキビ跡など気になる部分にだけ使いましょう。
3.5.皮脂が気になる場合はフェイスパウダーを使う
フェイスパウダーは、ファンデーションのキープ力を高め、余分な皮脂を吸収するアイテムです。皮脂が気になる場合は、フェイスパウダーを使って整えてみましょう。
テカリを防いでサラッとした仕上げたい方は、パーフェクトワンの「SPフェイスパウダー」がおすすめです。また、外出する機会が多い方は紫外線カットできる「SPUVプロテクトパウダー」が便利です。


04.崩れてしまったファンデーションの直し方
ここでは、崩れてしまったファンデーションのお直し方法を解説します。
4.1.汗や皮脂による崩れの場合
汗や皮脂によるメイク崩れの場合は、余分な皮脂をティッシュオフしてからファンデーションを馴染ませます。ティッシュペーパーで皮脂を取る際は、ゴシゴシとこすらずに軽く抑えるように優しく取り除きましょう。
4.2.乾燥による崩れの場合
乾燥によりメイクが崩れた場合は、浮いてしまったファンデーションを一度拭き取ってから塗り直します。ミストなどで保湿をしてから重ねましょう。
ファンデーションを軽く重ねると、自然な仕上がりを再現できます。

05.まとめ
ファンデーションのよれの原因は、肌の乾燥や皮脂だけではなく、メイク前のスキンケアやファンデーションの塗り方などさまざまな要因が影響しています。また、持ちの良いメイクに仕上げるには、自分の肌質に合ったファンデーションを選ぶことが大切です。
スキンケアや正しいファンデーションの塗り方、適切な直し方をすることで、美しい仕上がりをキープしましょう。