
2025.03.03
歩きながら健康に!
病気を予防する
「ウォーキング」のすすめ
01.女性の筋力維持と病気を予防するウォーキング
待ちに待った春の到来です。暖かさに誘われて、身体を動かしたくなる方も多いのではないでしょうか。中でも、ウォーキングは思い立ったらすぐにできる運動です。通常の速さで歩くだけでなく早歩きも組み合わせれば、生活習慣病の予防も期待できるといわれています。しかし、歩いてみたら昔のようにうまく歩けない…ということはありませんか?
日本人の歩行を分析した研究によれば、50歳を境に歩く能力が低下し、歩幅や腕の振りなども変化するため、歩きづらくなるのだそうです。
それでも、ウォーキングは健康維持にとても有効です。特に女性は年齢を重ねると、運動不足などによる筋力の低下が起こりやすくなります。そこで今回は、歩くほど健康になれて筋肉も増やせる「健筋歩き」をご紹介。春の景色を楽しみながら、颯爽とウォーキングに出掛けましょう。

02.幅広く健康増進に役立つウォーキングの効能
❶心肺の健康向上
血流を促し、肺に取り込まれた酸素が心臓で循環され、心肺機能が向上。血管も拡張されて、高血圧を改善します。

❷骨や関節の健康
ウォーキングが適度な負荷を骨に与え、骨密度がアップ。また、膝関節を支える組織を鍛えて、膝の痛みも予防。

❸心の安定
歩くうちに、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌されます。ストレスが軽減し、心の安定に役立ちます。

03.筋肉も増やせる
「健筋歩き」をやってみよう!




※でこぼこした道や濡れた坂道などは転倒にご注意ください。
ウォーキングを無理なく続けるコツ
あまり身体を動かす習慣がない方は、少ない歩数から始めましょう。だんだん歩数を増やしていけば、体力も自信もついてきます。他にも歩きやすいウォーキングコースを見つけたり、歩数計の数値を記録したりと、やる気につながる楽しみがあると長続きします。
