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2025.07.04

コーヒーは1日何杯までが適量?
カフェイン摂取の目安量を紹介

眠気覚ましやリフレッシュを目的に、または味や香りが好きという理由から、多くの方がコーヒーを習慣的に飲んでいます。しかし、コーヒーにはカフェインが含まれており、過剰摂取すると体調を崩す恐れがあるため、飲み過ぎには注意が必要です。


この記事では、コーヒーに含まれている成分の特徴や、1日の摂取量の目安、過剰摂取による身体への影響などを解説します。毎日のコーヒー習慣を健康的に楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。

01.コーヒーに含まれている主な成分

コーヒーにはさまざまな成分が含まれていますが、なかでも注目したいのは「カフェイン」と「ポリフェノール」です。まずは、それぞれの成分が持つ働きやコーヒーに含まれる量を紹介します。

1.1.カフェイン

カフェインとは、コーヒー豆や茶葉などに含まれている食品成分の一つです。商品によって異なりますが、一般的なコーヒーには100mlあたり60mgのカフェインが含まれています(コーヒー粉末10gを熱湯150mlで抽出した場合)。

カフェインは脳の中枢神経に作用し、身体を活発にする働きがあるため、カフェインを含む飲み物や食べ物を摂取すると頭がすっきりし、眠気覚ましや集中力の向上が期待できます。

なお、コーヒー以外にも、ウーロン茶や紅茶、エナジードリンクまたは、風邪薬や酔い止め薬などの市販薬にも添加されていることがあり、普段コーヒーを飲まない方でも、無意識にカフェインを摂取している可能性があります。

参照:食品安全委員会「食品中のカフェインについて
参照:農林水産省「カフェインの過剰摂取について

1.2.ポリフェノール

ポリフェノールは、多くの植物が持つ苦味や渋味、色素の元となる成分です。「アントシアニン」や「カテキン」などが該当します。

なお、ポリフェノールはコーヒー以外にも「赤ワイン」や「紅茶」「緑茶」などにも含まれています。

食品 ポリフェノール含有量(mg/100ml)
赤ワイン 230
緑茶 115
紅茶 96
トマト・野菜ジュース 69
ココア 62

出典:「日本人にとって、コーヒーと緑茶は抗酸化ポリフェノールの大きな供給源である - PubMed

コーヒーに含まれているポリフェノールは、100mlあたり200mgが目安です。なかでも代表的なのが「クロロゲン酸」という成分で、糖質の吸収を抑え、食後の血糖値上昇を緩やかにしてくれることが確認されています

コーヒーには、赤ワインとほぼ同じ量のポリフェノールが含まれており、ポリフェノール含有量の多い食品であることが分かります。

なお、カフェインとポリフェノールの効果については、以下の記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

関連記事:コーヒーは健康や美容に効果がある?含まれる成分やメリット・飲み方をご紹介

02.コーヒーの1日の目安量

結論として、コーヒーの1日の摂取上限の目安は、健康な成人の場合でマグカップ3杯程度、妊婦の方は2杯程度が推奨されています。

摂取上限の目安が設けられているのは、コーヒーに多くのカフェインが含まれており、過剰摂取すると健康被害をもたらす可能性があるためです。

また、国際機関や各国の情報を参考にすると、カフェインの1日あたりの摂取許容量は、以下のように示されています。

  • ・健康な成人:1日400mgまで
  • ・妊婦・授乳中の方:1日200~300mgまで

ただし、カフェインの感受性には個人差があるため、これらはあくまで目安として考えましょう。めまいや吐き気など体調の異変を感じた場合は、カフェインの摂取を控えることが大切です。

参照:厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~
参照:消費者庁「食品に含まれるカフェインの過剰摂取について

男性と女性とコーヒー

2.1.国際機関や世界各国の発表

カフェインの1日の摂取上限の目安は上記でご紹介した通りですが、国際機関や世界各国で実際に提示されているカフェインの摂取上限の目安は、以下のとおりです。

国・機関 カフェインの摂取上限の目安(1日)
米国:米国食品医薬品局(FDA)
  • ・健康な大人:400m
  • ・妊婦・授乳中・妊娠予定または服薬中:かかりつけ医への相談を推奨
カナダ
  • ・18歳以上の大人:400m
  • ・妊婦・授乳中:300m
  • ・18歳までの子どもや青少年:体重1kgあたり2.5m
欧州:欧州食品安全機関(EFSA)
  • ・妊婦を除く大人:400m
  • ・妊婦・授乳中:200m
  • ・子ども:体重1kgあたり3m
豪州・ニュージーランド
  • ・18歳より上:400mg未満
  • ・妊婦・授乳中:200mg未満
  • ・18歳以下:体重1kgあたり3mg未満
世界保健機関(WHO)
  • ・妊婦・授乳中:300mg未満

多くの国際機関や国において、カフェインの1日の摂取上限は400mgを目安に設定されています。

商品や抽出方法によって異なりますが、コーヒー100mlあたり60mgのカフェインが含まれているとすると、約650mlが1日の摂取量の目安です。そのため、マグカップ1杯のコーヒーを200mlとした場合、約3杯が1日の摂取上限となります。

参照:農林水産省「カフェインの過剰摂取について

2.2.日本における目安量

日本では、カフェインに対する感受性の個人差が大きいといった理由から、カフェイン摂取許容量に関する独自の基準は設けられていません

各省庁の公式サイトでは、国際機関や各国の情報に基づき、カフェインに関する注意喚起や情報発信が行われています。

参照:農林水産省「カフェインの過剰摂取について
参照:消費者庁「食品に含まれるカフェインの過剰摂取について

03.カフェインを摂り過ぎるとどうなる?過剰摂取の影響

カフェインを過剰摂取すると、脳の中枢神経や消化器官が刺激され、身体に以下のような影響を及ぼす可能性があります。

  • ・めまい
  • ・心拍数の増加
  • ・興奮
  • ・不安
  • ・震え
  • ・不眠
  • ・下痢
  • ・吐き気、嘔吐

また、長期的に見ると、カフェインの過剰摂取は高めの血圧になるリスクを増加させることがあります。カルシウムの摂取量が少ない方の場合、カフェインの作用により体内からのカルシウムの排出量が増えることで、骨が脆くなってしまう恐れもあります。

とくに、現在妊娠中の方や授乳中の方はコーヒーの過剰摂取に注意しましょう。

参照:農林水産省「カフェインの過剰摂取について
参照:食品安全委員会「食品中のカフェイン

カップを持つ女性の画像

04.適切な量で毎日の健康習慣を!新日本製薬の「Slimore Coffee(スリモアコーヒー)」

コーヒーは、1日の摂取量を守って日々の生活に取り入れることで、健康をサポートする効果が期待できます。毎日の健康習慣として飲むコーヒーをお探しの方には、「Slimore Coffee(スリモアコーヒー)」がおすすめです。

スリモアコーヒーには、機能性関与成分「コーヒー由来クロロゲン酸類」が含まれており、この成分には以下のような機能が報告されています。

  • ・食後の血糖値の上昇を緩やかにする
  • ・肥満気味の方の体重やお腹の脂肪(内臓脂肪)の減少をサポートする
  • ・高めのBMIの改善をサポートする

スリモアコーヒーを飲むことで、一般的なインスタントコーヒーの2〜4倍以上のクロロゲン酸類を摂取でき、健康サポートに役立ちます(※1)。

また、機能性だけでなく味にもこだわり、ロブスタ種とアラビカ種の高品質な豆を独自にブレンドしています。アンケート調査では、98%の方が「おいしいと思った」と回答しており、無理なく生活習慣に取り入れやすいでしょう(※2)。

31日分の「Slimore Coffee(スリモアコーヒー)」に加え、15日分の「Slimore Coffee(スリモアコーヒー)ハーフサイズ」も販売していますので、ぜひ一度お試しください。

(※1)算出根拠:インスタントコーヒー100mL中のクロロゲン酸抽出量は14.94〜27.27mg(日本食生活学会誌、vol.16 NO.3(2005))
(※2)とてもそう思う・そう思う・ややそう思うの合計
調査場所:モニプラファンクラブ/調査方法・期間:スリモアコーヒーを実飲した方へのアンケート調査122名(2024年8月)

05.コーヒー以外にカフェインを含む飲み物

眠気覚ましや集中力の向上などを目的にコーヒーを飲んでいる方のなかには、カフェインの摂取量が気になり、別の飲み物を試したいと考えている方もいるでしょう。

コーヒー以外でカフェインを含む主な飲み物は、以下のとおりです。

種類 カフェイン濃度 抽出方法
エナジードリンクまたは眠気覚まし飲料(清涼飲料水) 32~300mg/100ml(製品によって異なる)
抹茶(粉末) 3.2g/100g(お湯70mlに1.5g溶かした場合、カフェイン含有量は48mg)
紅茶(浸出液) 30mg/100ml 茶葉5g/熱湯 360ml、1.5〜4分
玉露(浸出液) 160mg/100ml 茶葉10g/お湯60度 60mL、
2.5分
ほうじ茶(浸出液) 20mg/100ml 茶葉15g/お湯90度 650ml、0.5分
ウーロン茶(浸出液) 20mg/100ml 茶葉15g/お湯90度 650ml、0.5分
せん茶(浸出液) 20mg/100ml 茶葉10g/お湯90度 430ml、1分
玄米茶(浸出液) 10mg/100ml 茶葉15g/お湯90度 650ml、0.5分

エナジードリンクや眠気覚まし飲料(清涼飲料水)は、製品によってカフェインの濃度や内容量が異なり、コーヒー以上にカフェインが含まれている場合もあるので、摂取量には注意が必要です。

またほうじ茶やウーロン茶、せん茶であれば、カフェイン一日400mgと考えると1日2Lまでを目安にすると良いでしょう。

参照:農林水産省「カフェインの過剰摂取について

5.1.極選黒康茶

コーヒーよりもカフェインの摂取量を減らしたい方は、「極選黒康茶」を試してみてはいかがでしょうか。

極選黒康茶は、黒烏龍茶とプーアール茶(黒茶)の2種類の黒茶をはじめ、21種類の植物素材を贅沢にブレンドした健康茶です。サラシアや桑の葉に加え、美容にうれしいバラの花やハトムギなど、さまざまな成分が含まれています。

「健康美容茶は飲みにくい」と感じる方もいるかもしれませんが、極選黒康茶は香ばしくもすっきりとした味わいを両立しており、おいしくお召し上がりいただけます。日々の暮らしに健康と美容の習慣を手軽に取り入れたい方は、ぜひ詳細をご確認ください。

※アレルギー対象成分:大豆
※妊娠中・授乳中の方は、ご使用をお控えください。

おすすめアイテム

極選黒康茶

極選黒康茶

内容量 3g×31包 1日の目安:1包
通常購入 5,400円(税込)

06.まとめ

コーヒーは、カフェインを多く含んでいる飲み物であるため、過剰摂取には注意が必要です。健康な成人の方であれば、1日の摂取量をマグカップ3杯程度に留めておくことをおすすめします。

適切な量を守ってコーヒーを楽しむことで、食後の血糖値のケアや肥満気味の方の内臓脂肪の減少サポート、高めのBMIの改善効果が期待できます。その他の食品に含まれるカフェインも考慮しながら、健康的にコーヒーを取り入れていきましょう。