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シミの無い微笑んでいる女性
2024.10.30

シミができる原因や予防について!美白をめざすためのポイントや注意点も紹介

シミは、紫外線ダメージや、間違った肌のケア方法、生活習慣の乱れなど、さまざまな原因で発生します。美しくクリアな肌をめざすには、シミの原因を知り、適切なケアをすることが大切です。


この記事では、シミができる原因や予防方法から、シミができた後のケア方法、美白をめざすためのポイント・注意点などについて解説します。シミができる原因をしっかりと理解して、健康的で美しい肌を目指せるよう、ぜひ参考にしてください。

01.シミができる原因とは?

シミができる主な原因としては、以下の5つが挙げられます。

  • ・紫外線
  • ・遺伝
  • ・女性ホルモンの変化
  • ・間違ったケア方法
  • ・ストレスや生活習慣

ここでは、それぞれの原因をシミの種類と併せて詳しく解説します。

なお、シミの色や大きさなどは人によってさまざまです。本記事で紹介した内容がかならずしも当てはまるわけではないため、あくまでも参考としてご覧ください。

1.1. 紫外線

シミができる原因の一つが、紫外線です。紫外線の影響で、肌の色を左右するメラニンの量が増え、シミにつながってしまいます。

紫外線が主な原因でできるシミは「老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)」や「ソバカス」です。

老人性色素斑(別名:日光性色素斑)は、円形で茶色の見た目が特徴です。30代〜40代以降の方に良くみられ、蓄積された紫外線ダメージが加齢によって出現します。屋外の仕事などで日常的に紫外線を受ける方や、若い頃に頻繁に日焼けをしていた方に多くみられます。

一方、ソバカス(別名:雀卵斑)は鼻や目の周りにできやすい、やや明るめな黄褐色の斑点のシミです。遺伝の場合が多いものの、紫外線の影響でできる可能性もあります。

紫外線のダメージから肌を守ろうとしてメラニンが生成され、代謝しきれずに残った場合にシミとして残りやすくなるのです。

1.2. 遺伝

シミは遺伝的な要因も考えられます。

シミのなかでも、ソバカスは遺伝でできることが一般的です。幼少期にでき始めて、思春期に目立つようになる方もいます。

ソバカスは通常、20歳を超えたら色が薄くなる、または消える場合が多いシミです。大人になってもソバカスが残っている方や増えている方は、前述でご紹介した、紫外線などが影響している可能性があります。

1.3. 女性ホルモンの変化

シミは、女性ホルモンの変化によっても現れます。

女性ホルモンのバランスが崩れると、黒色メラニンを生成するメラノサイトが活性化します。その結果、メラニンが過剰に生成されて、シミとなって出現するのです。

額や頬にできやすい「肝斑(かんぱん)」が例として挙げられます。薄い褐色で、頬骨や額に左右対称に現れるのが特徴です。

更年期を迎え、ホルモンバランスが崩れやすい40代から50代の女性にみられやすくなります。また、ホルモンに影響するピルなどを服用中の方、出産前後にも出やすいシミです。

1.4. 間違ったケア方法

間違ったケア方法をすると、肌が刺激されてシミになる場合があります。

例えば、ニキビ跡や傷の炎症の跡などの炎症後色素沈着がシミに変わることがあります。
これは、顔にできたニキビを無理に潰すことや、虫刺されや湿疹、洗顔の際に顔をゴシゴシと強く擦る、カミソリの使用やヘアアイロンの火傷など、肌にダメージを与えるのが原因です。

ターンオーバーが正常に行われている場合、徐々にシミが薄くなってきますが、原因によっては消えるまでに長い時間がかかる場合もあります。シミを作らないためにも、後ほど紹介する正しいケア方法を覚えておきましょう。

1.5. ストレスや生活習慣

ストレスや生活習慣の乱れも、シミの発生につながるため注意が必要です。

ストレスや睡眠、食生活などの生活習慣に乱れがあると、肌の再生に必要なターンオーバー(新陳代謝)のリズムが崩れてしまいます。ターンオーバーが正常に機能しないと、メラニンの排出が滞るため、シミができやすくなるのです。

02.シミができる前の予防方法

シミができる前の予防方法は、主に以下の4つです。

  • ・紫外線対策をする
  • ・肌への摩擦・刺激を避ける
  • ・生活習慣を整える
  • ・保湿・角質ケアをする
  • ・シミ予防が期待できる化粧品に切り替える

それぞれについて詳しく解説します。

2.1. 紫外線対策をする

紫外線はシミの原因の一つであるため、シミを予防するには日焼け止めなどの紫外線対策が効果的です。

日焼け止めは、ムラにならないよう均一に伸ばすのがポイントです。肌への摩擦を防ぐために優しく塗りましょう。汗をかくと顔や首回りに付けた日焼け止めが流れてしまうため、数時間に一度塗り直すのも効果的です。

また、外出する際は日傘や帽子を活用する必要があります。つばの広い帽子や、UVカット機能が付いた日傘を取り入れて、強い日差しから肌を守りましょう。

2.2. 肌への摩擦・刺激を避ける

肌への摩擦や刺激が原因でシミができる場合があるため、洗顔やスキンケアなどのお手入れのときに注意が必要です。

良く泡立てた洗顔料で優しく洗顔をしたり、タオルで拭き取る際はそっと押さえて肌の水分を吸い取ったりするなど、強い刺激を与えない習慣が大切です。

また、顔のマッサージや美顔器の使用時にも、過度な力を加えて肌への摩擦や刺激にならないように注意しましょう。

2.3. 生活習慣を整える

肌のターンオーバーを促進するためには、睡眠や入浴などの生活習慣を整えることが大切です。

なるべく毎日同じ時間に就寝したり、朝起きたら太陽の光を浴びたりと、体内時計を整える必要があります。パソコンやスマートフォンの光は体内時計を狂わせる原因になりかねないため、就寝前の長時間の使用は避けましょう。

また、寝付きを良くするには、就寝の2時間から3時間前に入浴するのがポイントです。

2.4. 保湿・角質ケアをする

日常に保湿と角質ケアを取り入れるのも、シミの予防につながります。

肌が乾燥しバリア機能が低下すると、紫外線などのダメージを受けやすくなったり、排出がうまく行われないことでメラニン色素が肌に蓄積されてしまいます。保湿力の高いスキンケアを取り入れ、肌に潤いを与えましょう。

また、角質ケアを行うと肌の代謝が正常に保たれ、ターンオーバーの乱れを防げます。

角質ケアには、スクラブやゴマージュなどがありますが、肌への摩擦にもつながるため、使用方法をよく読んでから使用しましょう。

2.5. シミ予防が期待できる化粧品に切り替える

シミ予防が期待できる化粧品に切り替えるのも選択肢の一つです。化粧品のなかには、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防げるものがあり、普段から使うものを変えるだけで無理なくシミの予防ができます。

シミの予防が期待できる成分には、「ビタミンC誘導体」や「アルブチン」などがあります。シミの原因となるメラニンの生成を抑えられるのが特徴です。

のちほど詳しく紹介しますが、各成分には肌荒れを防ぐ効果も期待できるものもあります。自分に合った化粧品を選ぶと良いでしょう。

03.シミができた後のケア方法

シミができた後のケア方法は、主に以下の4つです。

  • ・食生活を見直す
  • ・サプリメントを活用する
  • ・皮膚科やクリニックの受診を検討する

それぞれ詳しく解説します。

3.1. 食生活を見直す

シミを予防するには、食生活の見直しが改善につながります。特に、栄養素を意識して、規則正しい食生活を心掛けることが重要です。

例えば、ビタミンCにはメラニンの生成を抑制する効果や、黒色化したメラニンを還元し薄くする効果があります。コラーゲンの生成により美肌効果も期待できるので、ビタミンCを含む食材を取り入れましょう。

ビタミンCを含む食材には、以下のようなものがあります。

  • ・オレンジ
  • ・グレープフルーツ
  • ・ブロッコリー
  • ・トマト

ビタミンCを含む食材にはオレンジやグレープフルーツなどの柑橘類があり、その他にブロッコリーやトマトなどの野菜にも含まれています。

また、ビタミンEは細胞の酸化を防ぐため、肌の老化防止に効果がある成分です。
ビタミンEを含む食材には、以下のようなものがあります。

  • ・ほうれん草
  • ・ブロッコリー
  • ・アーモンド
  • ・小麦胚芽油
  • ・ひまわり油

ビタミンEは、ほうれん草やブロッコリーなどの緑野菜の他に、アーモンドなどのナッツ類、小麦胚芽油やひまわり油などの植物油に含まれています。

シミの改善をめざすためにも、ビタミンCやビタミンEの栄養素を意識した食生活を心掛けましょう。

3.2. サプリメントを活用する

忙しい方など食事の改善が難しい場合は、サプリメントを活用して必要な栄養素を補うといった方法もあります。シミの予防や改善に効果的なサプリメントは、ビタミンC、ビタミンE単体やマルチビタミンなどです。

健康的にビタミンを摂取するためにも、1日3食のバランスの良い食事を中心に、ビタミンが不足しがちな際にサプリメントを活用するのが重要です。

また、サプリメントを過剰に摂取すると体に負担がかかるため、商品に記載してある容量を守って摂取をしましょう。常備薬を服用中の方や持病がある方は、飲み合わせについて医師に相談することも大切です。

3.3. 皮膚科やクリニックの受診を検討する

シミの種類によっては、生活習慣や食事の見直しだけでは改善が難しい場合もあります。その場合は、皮膚科やクリニックなど、医療機関の受診も選択肢の一つです。

美容皮膚科・クリニックでは、レーザー治療や光治療、ピーリングなどの治療を受けられます。美容目的の施術は自由診療となり費用はかかりますが、肌を綺麗にする効果も併せて期待できます。

なお、皮膚に痛みやかゆみ、膨らみがある場合など、病気が原因でできたシミの可能性もあります。青紫や褐色のアザのような「太田母斑(おおたぼはん)」や茶色いアザのような「扁平母斑(へんぺいぼはん)」は、保険治療が認められる症状です。

専門的な治療を受けたい方は、皮膚科やクリニックでの受診を検討してみましょう。

04.美白をめざすためのポイントや注意点

美白をめざすためのポイントや注意点には、主に以下の3つが挙げられます。

  • ・喫煙やアルコール摂取は控える
  • ・内と外の両方からケアする
  • ・美白に有効な成分を見極める

それぞれ詳しく解説します。

4.1. 喫煙やアルコール摂取は控える

シミの原因となるメラニン色素の排出のためには、正常な肌のターンオーバーが欠かせません。そのためには、生活習慣の改善、とりわけ喫煙やアルコール摂取をできるだけ控えることが重要です。

喫煙は血管を収縮させる作用があり、血液の悪循環を引き起こします。また、アルコールの摂取は利尿作用によって体の水分が不足するため、代謝機能が悪くなり、ターンオーバーの乱れにつながります。

喫煙やアルコール摂取をできるだけ控え、肌への負担が少ない生活習慣に改善していきましょう。

4.2. 内と外の両方からケアする

美白をめざすためには、体の内と外の両方からケアする必要があります。紫外線対策や保湿など外からのケアをしても、肌をつくる体そのものの調子を整えないと、美しい肌を手に入れるのは困難です。

食生活の改善としては、ビタミンCなどシミに直接効果のある栄養素だけではなく、タンパク質や脂質などの基本的な栄養素をバランス良く摂る必要があります。

内からのケアは効果がすぐに出ないものもありますが、外からのケアと併せて、地道に取り組んでいきましょう。

4.3. 美白に有効な成分を見極める

シミの目立たない綺麗な肌をめざすには、美白に有効な成分を見極めて普段の生活に取り入れる方法もあります。

まずは紫外線対策や食生活の改善など、内と外の両面から基本的な対策をすることが重要です。そのうえで、美白に有効な成分を取り入れれば、美白がより近づく可能性があります。

次の見出しでは、美白に有効な成分を詳しく説明するので、自身に合った働きをする成分を取り入れて、効果的なケアをしていきましょう。

05.美白有効成分についても知っておくことが大切

美白有効成分とは、メラニンの生成を抑えシミやソバカスを防ぐ効果が期待できる成分です。現在は約20種類ほどの美白有効成分があります。

シミの予防や改善に役立つ美白有効成分として、以下の4つを順に紹介します。

  • ・トラネキサム酸
  • ・ナイアシンアミド
  • ・ビタミンC誘導体
  • ・アルブチン

自分に合った成分を見極めるために、チェックしてみましょう。

5.1. トラネキサム酸

トラネキサム酸とは、人工的に生成されたアミノ酸の一つです。

シミの原因であるメラニンの生成に関わるプロスタグランジンの働きを抑えて、シミの予防につなげます。シミのなかでは、特に慢性的な炎症状態である肝斑を目立たなくする効果が期待できる成分です。

また、炎症を引き起こすプラスミンと呼ばれるタンパク質の働きを弱めるため、傷や火傷、虫刺されなどの炎症による「炎症後色素沈着」も予防・改善する働きがあります。

5.2. ナイアシンアミド

ナイアシンアミドは水溶性でビタミンB群の一種です。「ビタミンB3」や「ニコチン酸アミド」とも呼ばれています。

ナイアシンアミドは、シミを引き起こすメラニンが表皮へと移動することを抑えるため、シミの予防効果があります。また、紫外線の影響を受けた細胞の修復や、肌の老化を抑える抗酸化作用があるのも特徴です。

5.3. ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体とは、ビタミンCを皮膚へ浸透しやすくなるよう改良した成分です。

メラニンを生成するチロシナーゼと呼ばれる酵素の働きを抑えるため、シミを予防する効果が期待できます。

5.4. アルブチン

アルブチンは、梨やマッシュルームなどの植物に含まれる天然の美白成分です。

ビタミンC誘導体と同様にチロシナーゼやTRP-1と呼ばれる酵素の働きを抑制するため、シミの予防に効果的です。

06.薬用ホワイトニングジェル・セラムでシミのもとにアプローチ

パーフェクトワンでは、美白有効成分が含まれたオールインワン美容液・オールインワン美容液ジェルを取り扱っています。おすすめの製品は、以下の2つです。

  • ・薬用ホワイトニングジェル
  • ・薬用ホワイトニングセラム

美白(※)効果のある化粧品によるアプローチは、普段の化粧品を変えるだけなので、習慣化しやすいのがポイントです。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

(※)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ

6.1. 薬用ホワイトニングジェル

「薬用ホワイトニングジェル」は、アルブチンとビタミンC誘導体(※1)の美白有効成分を配合したオールインワン美容液ジェルです。

美白有効成分によって、メラニンの生成を抑えて、シミの元にアプローチします。また、浸透サポート成分(※2)を配合しているため、美白有効成分が角質層にまで行き渡ります。

薬用ホワイトニングジェルは「化粧水」「乳液」「クリーム」「美容液」「パック」「化粧下地」の6つの機能がまとまっています。肌の保湿が気になる方や、忙しくて肌のケアに時間が取れない方などは、ぜひチェックしてください。

(※1)L-アスコルビン酸 2-グルコシド
(※2)浸透は角質層まで。シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール(浸透剤)

おすすめアイテム

薬用ホワイトニングジェル[医薬部外品]

薬用ホワイトニングジェル[医薬部外品]

内容量 75g (専用スパチュラ付)
通常購入 4,950円(税込)

6.2. 薬用ホワイトニングセラム

「薬用ホワイトニングセラム」は、化粧水・乳液・クリーム・美容液・パック・化粧下地の6役が1つになったセラム(美容液)です。プッシュボトル式で使いやすく、さらっとした付け心地のため、みずみずしいテクスチャーが好みの方に向いています。

美白有効成分のアルブチンとビタミンC誘導体(※)がメラニンの生成を抑制するため、シミの予防につながります。また一部の有効成分を微細化した「ナノエマルション化」で、成分が浸透するのが特徴です。

毎日のケアに薬用ホワイトニングセラムを取り入れ、シミを増やさない肌を目指しましょう。

(※)L-アスコルビン酸 2-グルコシド

おすすめアイテム

薬用ホワイトニングセラム[医薬部外品]

薬用ホワイトニングセラム[医薬部外品]

内容量 90g
通常購入 4,950円(税込)

また、外側からのケアと並行して、体の内側からシミをケアすることも大切です。新日本製薬には、できてしまったシミや生まれ始めのシミ対策の製品として第3類医薬品の「システィーホワイトプラス+」があります。

ビタミンC主薬製剤でL-システインが配合されており、メラニンの生成を抑制します。ビタミンB2など肌のターンオーバーに働くサポート成分が入っているのもポイントです。

おすすめアイテム

システィーホワイトプラス+

システィーホワイトプラス+

内容量 180錠
4,620円(税込)

07.まとめ

シミには、紫外線のダメージや肌の刺激、女性ホルモンの変化などさまざまな原因があります。

シミの予防や改善をめざすためには、紫外線対策や肌への摩擦防止などの外からの対策だけではなく、生活習慣の見直しやサプリメントの活用など内からの対策も重要です。

また、シミ対策にアプローチできる化粧品を取り入れる選択肢もあります。自分に合った方法を習慣化して、シミを増やさない美しい肌を目指していきましょう。