クレイパック(泥パック)とは?期待できる効果や使い方・注意点を解説

クレイパック(泥パック)とは?期待できる効果や使い方・注意点を解説
毛穴の黒ずみや肌のざらつきなど、人によって肌悩みはさまざまあるでしょう。クレイパックは、肌質を問わず取り入れやすく、黒ずみやざらつきといった肌悩みを抱えている方におすすめです。
自然のミネラルを豊富に含むクレイパックを使えば、自宅にいながら手軽に美肌へ近づけるでしょう。
この記事ではクレイパックの基本知識をはじめ、クレイパックの具体的な効果や正しい使い方について詳しく解説します。美肌をめざしたい方は、ぜひ参考にしてください。
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毛穴の黒ずみや肌のざらつきなど、人によって肌悩みはさまざまあるでしょう。クレイパックは、肌質を問わず取り入れやすく、黒ずみやざらつきといった肌悩みを抱えている方におすすめです。
自然のミネラルを豊富に含むクレイパックを使えば、自宅にいながら手軽に美肌へ近づけるでしょう。
この記事ではクレイパックの基本知識をはじめ、クレイパックの具体的な効果や正しい使い方について詳しく解説します。美肌をめざしたい方は、ぜひ参考にしてください。
01.クレイパックとは
クレイパック(泥パック)とは、ミネラルを豊富に含む天然の粘土(クレイ)を配合したスキンケアアイテムを指します。
海底の泥や岩石などから採取されるクレイは、天然成分で構成されており、シリカ・カルシウム・マグネシウム・鉄などのミネラル成分が豊富に含まれています。
クレイの採掘場所は世界各地に存在し、地域ごとに含有成分や特徴が異なります。以下に、代表的なクレイの採掘場所や特徴をまとめました。
代表的なクレイの種類 | 主な採掘場所 | 特徴 |
---|---|---|
ベントナイト | アメリカやイタリア、ロシアや日本など | 粘土鉱物モンモリロナイトを主成分とし、石英や長石などの鉱物を含むクレイ |
カオリン | アメリカやイギリス、中国など | 粒子が細かく高輝度で白色のクレイ |
ガスール | モロッコ | マグネシウムやカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれているクレイ |
クチャ | 沖縄 | 海洋ミネラルを豊富に含み、弱アルカリ性で細かい粒子のクレイ |
クレイはフェイスパックだけでなく、クレンジング剤や洗顔料など、さまざまな美容製品に幅広く使用されています。

1.1.クレイパックの歴史
クレイパックの歴史は、古代エジプト時代までさかのぼります。
特に有名なのは、絶世の美女とうたわれたクレオパトラが、美容目的でクレイを使用していたという一説です。クレオパトラは太陽光が降り注ぐ砂漠地帯で美しさを維持するために、海の泥を美容マスクとして日常的に愛用していたとされています。
このほか、古代ギリシャ・ローマ時代の人々は、肌トラブルを和らげる目的で日常的に泥浴を行っていたといった話もあります。クレイは古くから人々のスキンケアアイテムとして活用されていたようです。
その後クレイパックは時代の変化とともにさらなる発展を遂げ、現代では家庭でも手軽に使用できる身近なスキンケアアイテムとして、多くの人々の手に広まっています。
02.クレイパックで期待できる効果
ここでは、クレイパックで期待できる3つの効果について紹介します。
2.1.皮脂を吸着してくれる
クレイパックには、余分な皮脂を吸着し、肌のベタつきを軽減する効果が期待できます。クレイの粒子は1粒1粒に毛穴より小さな穴が複数空いており、この穴が肌に残った余計な皮脂を効率的に吸着してくれるのです。
そのため、クレイパックはTゾーンのベタつきを抑えたい方や顔全体の皮脂量が気になる方におすすめです。
2.2.毛穴の汚れや古い角質を吸着してくれる
クレイパックには、毛穴の汚れや古い角質を吸着する効果も期待できます。
クレイの粒子は、髪の毛1本分よりもさらに小さい1〜20ミクロン程度の大きさしかないと言われています。そのため、普段の洗顔だけでは届かない毛穴の奥の汚れにもアプローチできるのです。
毛穴汚れや角質を定期的にケアすることで、黒ずみやニキビなどの肌トラブルを未然に防げます。
2.3.汚れや古い角質によるくすみをケアして肌に潤いを与えてくれる
上述したように、クレイパックは毛穴の汚れや古い角質によるくすみに効果があります。また、クレイパックに含まれている保湿成分は、肌に潤いを与える作用があります。
肌の水分量を適切に保つ観点でも、クレイパックは非常に有効なスキンケアアイテムといえるでしょう。

03.クレイ配合「パーフェクトワン 薬用ホワイトニングクレンジングパック」
「薬用ホワイトニングクレンジングパック[医薬部外品]」は、1本で洗顔・美白(※1)パック・メイク落とし・毛穴ケア・角質ケア・保湿の6つの機能を兼ね備え、毛穴や角質のケアと同時に、美白(※1)ケアも叶えてくれるクレイパックです。
2種類の厳選クレイ(※3)に加え、角質をやさしくケアするWの発酵液(※5)が、潤いに満ちた輝くようなツヤ肌へと導いてくれます。さらに、モイスチャーマグネット(※6)やモイストキープヒアルロン酸(※7)など、45種類(※8)の保湿成分が配合されているため、角質ケアをしながら肌に潤いも与えてくれます。
また、天然精油のホワイトラベンダーとシトラスを独自のバランスでブレンドしているため、毎日の洗顔が楽しくなるような爽やかな香りもお楽しみいただけます。
おすすめアイテム
![薬用ホワイトニングクレンジングパック[医薬部外品]](/contents/shop/sns/img/goods/S11117_01.jpg)
(※1)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
(※2)有効成分
(※3)ベントナイト(粘土調整剤)、含硫ケイ酸アルミニウム(吸着剤)
(※4)汚れや古い角質による
(※5)ホエイ(2)、セイヨウナシ果汁発酵液(保湿成分)
(※6)異性化糖(保湿成分)
(※7)ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム (保湿成分)
(※8)(※5)を含む
04.クレイパックの正しい使い方
ここからは、クレイパックの正しい使い方を順番に紹介します。
4.1.クレイパックを使うタイミング
クレイパックは以下のようなタイミングで使用するのがおすすめです。
- ・汚れや古い角質によるくすみ・毛穴が気になったとき
- ・入浴中や入浴後
- ・起床後の朝洗顔の後
適切なタイミングは人それぞれですが、過度な使用はかえって肌の乾燥を招く要因になりうるので注意が必要です。適切に使用することで、肌のなめらかさやメイクノリの良さを実感できるでしょう。
4.2.クレイパックの順番・やり方
一般的なクレイパックは、「クレンジング・洗顔・クレイパック・化粧水や美容液」の順で使用します。まずクレンジングでメイクを落とし、洗顔で肌表面の汚れを除去してからクレイパックを使用するというステップが必要です。
しかし、例えばパーフェクトワンの「薬用ホワイトニングクレンジングパック[医薬部外品]」のように、クレンジング・洗顔・角質ケアなど、1つで複数のスキンケアができるクレイパックを使えば、手間をかけずに、次のようなシンプルなステップで毎日のスキンケアを行えます。
- 1. 乾いた手に直径2cmほどを取り、目の周りを避け顔全体になじませる
- 2. 30秒~3分放置する
(パックが目に入らないように注意。) - 3. 水またはぬるま湯で洗い流す
(メイクをしている場合はメイクとなじませ、水またはぬるま湯で洗い流す。W洗顔不要。)

05.クレイパックの選び方
ここでは、クレイパックの基本的な選び方を3つ紹介します。
5.1.目的とクレイ成分で選ぶ
まずは自分の肌悩みを明確にし、それに適したクレイ成分が配合されているアイテムを選びましょう。
例えば、乾燥が気になる場合はマグネシウムやカルシウムなど、保湿成分が豊富に含まれている「ガスール」を選ぶと良いでしょう。また、毛穴の汚れや皮脂が気になる場合は、吸着効果の高い「ベントナイト」や、弱アルカリ性の性質を持っている「クチャ」がおすすめです。
各アイテムに使用されているクレイ成分は、商品パッケージの製品表示欄や、Webサイト上の製品ページなどから確認できます。肌悩みを対策するためにも、事前にチェックしておきましょう。
5.2.使いやすさ・テクスチャーで選ぶ
クレイパックにはペーストタイプや固形タイプ、パウダータイプがあります。
ペーストタイプは、容器から出してそのまま使えるため、自分でペースト状にするのが苦手な方や、クレイパックが初めての方にもおすすめです。また、固形タイプやパウダータイプは、自分で水を加えてペースト状にするタイプで、自分好みのかたさに調整できます。特にパウダー状になっているタイプは、なめらかなペーストを好む方におすすめです。
持ち運びのしやすさやテクスチャーの質感が異なるため、自分のライフスタイルや好みに合ったアイテムを選び、より快適にクレイパックを使用していきましょう。
例えばパーフェクトワンの「薬用ホワイトニングクレンジングパック[医薬部外品]」では、スルスルとなめらかに広がる厚みのあるテクスチャーで、肌のすみずみに密着し毛穴汚れや古い角質を吸着してくれます。
5.3.クレイ成分以外に含まれている成分にも注目して選ぶ
クレイパックを選ぶ際は、クレイ成分以外の配合成分にも注目しましょう。以下の表に、肌悩み別のおすすめ成分と特徴をまとめました。
肌悩み | おすすめ成分 | 特徴 |
---|---|---|
肌あれ |
|
|
乾燥 |
|
|
この他、天然精油配合の香りの良いクレイパックを選ぶことで、スキンケアをしながらリラックスタイムも楽しめるでしょう。
06.クレイパックを使う際のポイントや注意点
ここでは、クレイパックを使う際のポイントや注意点を3つ紹介します。
6.1.顔以外でテストをする
初めてクレイパックを使用する際は、顔以外でパッチテストを行いましょう。パッチテストを行えば、自分の肌に合うかどうか事前に確認ができます。パッチテストの手順は、以下のとおりです。
- 1. 清潔な腕の内側などに10円玉大のクレイパックを塗布する
- 2. 約30分放置する
- 3. 塗った箇所に赤みやかゆみなどがないか確認する
- 4. 1~2日間変化がないか様子を見る
赤みやかゆみがなければ顔への使用を過度に心配する必要はありませんが、少しでも異常を感じた場合は使用するのをやめましょう。
6.2.使用回数や放置時間を守る
クレイパックの効果を正しく得るには、商品に記載されている使用頻度と放置時間を守ることが大切です。具体的な回数や時間は商品ごとに異なりますが、過度な使用や長時間放置した場合、以下のようなリスクが生じる可能性があります。
- ・肌に必要な水分まで奪われる
- ・赤みやひりつきの原因となる
クレイパックは量や回数を増やせばいいというものではないので、使用時には製品ごとに決められている使用回数や放置時間を必ず守るようにしましょう。
6.3.パック後の保湿ケアで潤いを肌に閉じ込める
クレイパックですっきり整えた後の肌は、スキンケア成分が角質層まで浸透しやすい状態です。パックを洗い流した後はいつもより入念に保湿ケアを行い、肌にしっかり潤いを閉じ込めましょう。
より手軽にクレイでケアをしたい方には、オールインワンタイプのクレイパックがおすすめです。例えば、「薬用ホワイトニングクレンジングパック[医薬部外品]」なら、「メイク落とし」「洗顔」「毛穴ケア」「角質ケア」「美白(※1)パック」「保湿」の6つの機能が備わった多機能オールインワンクレンジングパックです。
モイスチャーマグネット(※2)やモイストキープヒアルロン酸(※3)など、45種類(※4)の保湿成分を配合しているため、プラスαのお手入れに悩むことなく、うるおいのある肌を目指せます。
(※1)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
(※2)異性化糖(保湿成分)
(※3)ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム (保湿成分)
(※4)ホエイ(2)、セイヨウナシ果汁発酵液(保湿成分)を含む
07.まとめ
天然のミネラルを豊富に含むクレイパックは、古い皮脂や角質の吸着力に優れた、歴史あるスキンケアアイテムです。自分の肌悩みや好みに合ったクレイパックを選ぶことで、ノンストレスでみずみずしいツヤ肌を目指せるでしょう。
手軽にクレイでケアをしたい方は、一つで複数の役割を果たす多機能クレイパックを使用するのもおすすめです。
自分に合ったクレイパックを日々のスキンケアに取り入れて、キメ細やかで潤いに満ちた美肌を手に入れましょう。