
美白とはどういう肌のこと?クリアな肌をめざすためのポイントを紹介
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一般的に美白(※)とは、シミやソバカスなどの色素沈着が少ない肌のことです。また、肌の乾燥やシミ、ターンオーバーの乱れなどがあると、肌が暗くくすんで見えてしまいます。
この記事では、美白(※)とはどういう肌のことか、肌が暗く見える原因、美白(※)をめざすためにできる肌ケア、知っておきたい成分を解説します。
肌のケア以外にできることも紹介していますので、クリアな肌を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてください。
(※)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
01.「美白(※)」とはどういう肌のこと?
一般的に「美白(※)」といわれる肌とは、シミやソバカスなどの色素沈着が少ない肌のことをいいます。本来、美白(※)は肌を真っ白な状態にすることを指すのではなく、日焼けによるシミやソバカスを防ぐという意味です。
「色の白いは七難隠す」ということわざがあるように、日本では古くから、白い肌が魅力的とされる傾向がありました。現在でも、透き通るような白い肌に憧れる方は多いのではないでしょうか。
シミやくすみがあったり、肌が乾燥していると、肌が暗く見えることにつながります。美白(※)といわれる肌をめざすためには、肌が暗く見える原因を取り除き、毎日のケアや生活習慣を見直すことが大切です。
(※)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
02.肌が暗く見えてしまう原因
ここでは、肌が暗く、くすんで見えてしまう主な原因を解説します。自分に当てはまるものを確認して、対策を検討しましょう。
2.1.肌が乾燥している
肌が乾燥していると、肌が暗く見える原因になります。
乾燥した肌は水分や油分が不足し、ハリ・ツヤが失われた状態です。なめらかで潤いのある肌は光を反射し、ハリ・ツヤのある肌に見える一方、乾燥した肌は光を反射しにくいため、肌に影ができて暗い印象を与えやすくなります。
特に、空気が乾燥しやすい季節やエアコンの効いた環境では肌の水分が奪われてしまいがちなため、注意が必要です。
肌が乾燥しやすい方は、保湿しながら美白有効成分(※)でアプローチできる「薬用ホワイトニングジェル[医薬部外品]」や「薬用ホワイトニングセラム[医薬部外品]」でしっかりと肌にうるおいを与えましょう。
(※)アルブチン、L-アスコルビン酸 2-グルコシド
2.2.シミやソバカスがある
肌が暗く見えるときは、シミやそばかすも肌を暗く見せる要因の一つです。シミやソバカスのある部分がくすんで見えるだけでなく、顔全体にメラニン色素が沈着して暗く見えることもあります。
シミやソバカスができる原因は、紫外線による影響が大きいですが、摩擦による刺激も色素沈着の原因となります。そのため、美白有効成分の入っている化粧品を選ぶことも大切ですが、摩擦による刺激を減らすことも意識し、摩擦の刺激を抑えられる化粧品を選ぶと良いでしょう。
例えば、摩擦を抑えてクレンジング・洗顔ができる「バブルクリームウォッシュ」や「クリアクレンジングバームオイル」がおすすめです。

2.3.ターンオーバーが乱れている
肌のターンオーバーが乱れていることが、肌が暗く見える原因にもなります。
ターンオーバーとは、肌の表面の細胞が生まれ変わる一定の周期のことです。周期は通常約1ヵ月が目安といわれていますが、ストレスや睡眠不足があると乱れが生じやすくなります。
ターンオーバーが乱れると、古い角質が剥がれ落ちずに残り、角質層が分厚くなります。すると肌の透明感が失われ、くすんで見えてしまうのです。肌の潤いを保ち、ターンオーバーを正常化させることで、乾燥くすみを防ぎ、明るい肌を目指すことができるでしょう。
2.4.貧血や血行不良で顔色が悪く見えてしまう
鉄分不足による貧血があったり、冷えや睡眠不足による血行不良があったりすることも、顔色が悪く見える原因の一つです。
血行が悪いと、肌に十分な栄養が行き渡らないため、肌が暗くくすんで見えてしまいます。また、肌が青みがかって見える「青ぐすみ」は、疲れているような印象を与える可能性があります。
貧血や体の冷えは肌だけでなく、健康にも影響を及ぼすため、生活習慣の見直しが必要です。
なお、肌のくすみの改善方法を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
03.美白(※)をめざすためにできる肌ケア
ここでは、美白(※)をめざすためにできる肌ケアを紹介します。
(※)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
3.1.クレンジングや洗顔は優しく丁寧に
肌への刺激はシミやくすみの原因になるため、クレンジングや洗顔は優しく丁寧に行いましょう。
洗顔料はよく泡立ててから使い、強くこすらないようにします。洗い残しやすすぎ残しは細菌の繁殖や炎症につながる恐れがあるため、汚れや洗顔料をしっかり洗い流すことが重要です。
また、クレンジングや洗顔後に顔を拭くタオルは、肌に強い刺激を与えないよう、やわらかい素材を選ぶと良いでしょう。
肌への刺激を抑えながらクレンジングや洗顔をしたい方には、パーフェクトワンの「クリアクレンジングバームオイル」と「バブルクリームウォッシュ」がおすすめです。それぞれ詳しく紹介します。

3.1.1.クリアクレンジングバームオイル
「クリアクレンジングバームオイル」は、メイクやくすみ(※1)、毛穴汚れをオフできる、バームとオイルのいいとこどりをしたオールインワン洗顔です。ワンプッシュでとろとろのバームオイルが出てくるため、肌の上で崩す必要がなく、摩擦を抑えられます。
48種の保湿成分(※2)を配合しており、しっとりとした洗い上がりが魅力です。その他、AHA含む角質除去成分の「マルチフルーツエキスEX(※3)」や、皮脂・毛穴汚れを除去する「ホワイトミネラルクレイ(※4)」などの成分で、大人くすみ(※1)にアプローチします。
- (※1)汚れや古い角質による
- (※2)ムラサキ根エキス、ライム果汁、トウキ根エキス、ユキノシタエキス、サンザシエキス、カミツレ花エキス含む
- (※3)サンザシエキス、ナツメ果実エキス、リンゴ果実エキス、グレープフルーツ果実エキス、オレンジ果汁、レモン果汁、ライム果汁(保湿成分)
- (※4)カオリン(滑沢剤)

3.1.2.バブルクリームウォッシュ
「バブルクリームウォッシュ」は、肌になじませると泡からクリーム状に変化する、クレンジングと洗顔両方の機能を備えたオールインワンタイプの泡洗顔です。
「マルチフルーツエキスEX(※1)」や「パパイン(※2)」といった、古い角質をオフする植物由来成分を配合し、メイク汚れやくすみ(※3)、毛穴の奥の汚れまで落としクリアな肌へ導きます。
さらに、「モイストアミノ(※4)」や「モイスチャーマグネット(※5)」などの洗い流されない保湿成分により、保湿ケアをしながら美肌をめざせます。
- (※1)サンザシエキス、ナツメ果実エキス、リンゴ果実エキス、グレープフルーツ果実エキス、オレンジ果汁、レモン果汁、ライム果汁(保湿成分)
- (※2)保湿成分
- (※3)汚れや古い角質による
- (※4)ジヒドロキシプロピルアルキニンHCI(保湿成分)
- (※5)異性化糖(保湿成分)

3.2.美白(※)に効果のある成分が配合されたジェルや
美容液に変えてみる
美白(※)効果のある成分が配合されたジェルや美容液を普段から使用するのも、対処法の一つです。
美白(※)に効果のある成分として、シミの原因となるメラニンの生成を抑える「アルブチン」や「ビタミンC誘導体」などがあります。普段のケアに取り入れることで、無理なく美肌をめざせるでしょう。
美白(※)ケアができるジェルや美容液をお探しの方には、パーフェクトワンの「薬用ホワイトニングジェル[医薬部外品]」、「薬用ホワイトニングセラム[医薬部外品]」がおすすめです。それぞれ詳しく紹介します。
(※)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
3.2.1.薬用ホワイトニングジェル[医薬部外品]
「薬用ホワイトニングジェル[医薬部外品]」は、「アルブチン」と「ビタミンC誘導体(※1)」の2つの美白有効成分(※2)を配合した、オールインワン美容液ジェルです。
シミのもとになるメラニンの生成を抑えながら、「グリチルリチン酸ジカリウム」で肌あれ(※3)を防ぎ、潤いのある肌をめざします。さらに、浸透サポート成分(※4)を配合。有効成分の浸透をサポートし、光をまとう潤白(※5)肌へ導きます。
薬用ホワイトニングジェルは「化粧水」「乳液」「クリーム」「美容液」「パック」「化粧下地」の6つの機能を備えており、基本のケアをこれ一つで済ませられます。
- (※1)L-アスコルビン酸 2-グルコシド
- (※2)アルブチン、L-アスコルビン酸 2-グルコシド
- (※3)肌あれ、あれ性
- (※4)浸透は角質層まで。シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール(浸透剤)
- (※5)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ。肌に潤いを与える
![薬用ホワイトニングジェル[医薬部外品]](https://www.shinnihonseiyaku.co.jp/contents/shop/sns/img/goods/S11110_1.jpg)
3.2.2.薬用ホワイトニングセラム[医薬部外品]
「薬用ホワイトニングセラム[医薬部外品]」は、セラムタイプのオールインワン美容液です。プッシュ式のためサッと手にとりやすく、忙しい朝にも向いています。
ジェルと同様に美白有効成分(※1)の「アルブチン」と「ビタミンC誘導体(※2)」を配合しているだけでなく、ビタミンC誘導体(※2)の再生をサポートする「パウダルコ樹皮エキス(※3)」により、美白(※4)ケアが持続します。
ジェルタイプに比べると、セラムタイプはやわらかくみずみずしいテクスチャーが特徴で、肌なじみが良いため、忙しい朝のスキンケアとしてもおすすめです。
- (※1)アルブチン、L-アスコルビン酸 2-グルコシド
- (※2)L-アスコルビン酸 2-グルコシド
- (※3)保湿成分
- (※4)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
![薬用ホワイトニングセラム[医薬部外品]](https://www.shinnihonseiyaku.co.jp/contents/shop/sns/img/goods/S_11093.jpg)
3.3.肌の保湿も意識する
美白(※)をめざすためには、普段からの肌の保湿も重要です。
十分な保湿で水分をたっぷり蓄えた肌は、光の反射によって透明感を生み出します。しっかりと水分を抱えた肌は、バリア機能も正常に働き、乾燥によるくすみも防いでくれるでしょう。
普段のスキンケアとして、ジェルやクリーム、化粧水などを使って潤いを保つことが基本です。特に、クレンジング・洗顔後や入浴後は、すぐに保湿ケアを行い、水分の蒸発を最低限に抑えるようにしましょう。
また、季節に合わせたケアも必要です。紫外線は一年中降り注いでいるため、日々の紫外線対策を意識することが大事です。特に紫外線が多くなる春から夏にかけては対策を徹底しましょう。また、冷暖房も肌が乾燥する原因の一つです。冷房を使用する回数が多い夏や空気が乾燥しやすい秋から冬は加湿器などを使って適切な湿度を保つといったケアが大切です。
なお、クレンジングの種類を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:クレンジングにはどんな種類がある?バームやオイルの違い選び方について
(※)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ

04.美白(※)のために知っておきたい成分
メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ効果が期待できる成分を「美白(※)有効成分」といいます。現在約20種類ありますが、今回は代表的な成分を4つ紹介します。
(※)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
4.1.ナイアシンアミド
「ナイアシンアミド」は「ビタミンB3」や「ニコチン酸アミド」とも呼ばれる、水溶性ビタミンの一種です。
肌の老化の原因となる活性酸素を除去する抗酸化作用や、メラニンの生成を抑制してシミやソバカスをケアできる作用があるため、美白(※)効果が期待できます。
その他、紫外線が肌の細胞に損傷を与えた際に細胞の修復を促進する働きや、肌の炎症を抑える働きもある成分です。
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4.2.トラネキサム酸
「トラネキサム酸」は人工的に作られたアミノ酸の一種で、シミのケア・改善に効果がある成分として認められています。
トラネキサム酸は、メラニンの生成に関わる「プロスタグランジン」の働きを抑え、シミのケア・改善が期待できるとともに、炎症を引き起こす「プラスミン」と呼ばれるタンパク質の働きを弱めてくれるため、炎症による「炎症後色素沈着」もケア・改善する働きがあります。
抗炎症作用により、紫外線の影響で悪化しやすいシミや、慢性的な炎症状態である肝斑(かんぱん)を改善する働きもあります。
4.3.アルブチン
「アルブチン」はマッシュルームや梨などに含まれる、植物由来の成分です。メラニン生成に関わる「チロシナーゼ」という酵素の働きを抑制し、シミの対策をします。
また、保湿効果によって肌のバリア機能を強化し、乾燥を防ぎます。そのため、シミ対策に加えて、肌を保湿しながら透明感を保つ効果が期待できます。
4.4.ビタミンC誘導体
「ビタミンC誘導体」は、ビタミンCを皮膚へ浸透しやすく改良した成分です。
ビタミンCは、皮膚に浸透しづらく、酸化しやすい欠点があります。一方、ビタミンC誘導体は肌の表面では酸化せず、浸透した後にビタミンCに変換されます。
ビタミンC誘導体はシミを予防する効果が期待できます。

05.肌のケア以外にもできることはある?
直接的な肌のケア以外にも、美白(※)をめざすためにできることはあります。ここからは、肌のケア以外に気をつけるべきポイントを見ていきましょう。
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5.1.紫外線対策・予防を徹底する
紫外線はシミやくすみの原因になるため、日々の紫外線対策を徹底することが大切です。
紫外線は季節を問わず降り注いでいるので、日焼け止めは1年を通して使用しましょう。汗や摩擦などで落ちやすいため、2〜3時間おきに塗り直すことで効果を保てます。紫外線は窓を通過することから、室内で過ごす際もしっかりと日焼け止めを使用しましょう。
また、外出時は日焼け止めの使用に加え、日傘や帽子、アームカバーなどを活用すると、紫外線対策に効果的です。

5.2.生活習慣を見直してみる
生活習慣の見直しも、美白(※)をめざすうえでは欠かせません。ここでは、食事・運動・睡眠に分けてポイントを紹介します。
(※)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
5.2.1.食事のポイント
肌への影響を考えるなら、毎日3食バランスの良い食事を摂ることが大切です。油分や糖分の過剰摂取はできる限り控えましょう。
反対に、抗酸化作用のあるビタミンA・ビタミンC・ビタミンEは積極的に摂りたい栄養素です。なかでも、コラーゲンの産生を助けるビタミンCは、体内にためておけないため、毎日継続して摂るように意識しましょう。
それぞれの栄養素を多く含む食材の例は、次のとおりです。
栄養素 | 多く含む食材の例 |
---|---|
ビタミンA |
|
ビタミンC |
|
ビタミンE |
|
※参照:文部科学省「食品成分データベース」
食事だけでバランス良く摂ることが難しい場合は、サプリメントなどで適宜補っても良いでしょう。
5.2.2.運動のポイント
適度な運動で血行を良くすることも、美白(※)をめざす際のポイントです。
血液の流れが良くなると、肌に必要な栄養素がしっかりと行き届き、健やかな肌を作り出します。また、運動時に分泌されるホルモンには、肌のターンオーバーを促したり、メラニンの生成を抑制したりする効果が認められています。つまり、運動することで全身の新陳代謝が促進され、肌にも良い影響があるのです。
ウォーキングやストレッチなどの有酸素運動は血行の促進に、スクワットなどの無酸素運動は筋力アップから代謝の促進につながります。できる範囲で組み合わせたり、隙間時間を見つけて取り入れたりして、運動習慣を身につけましょう。
(※)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ

5.2.3.睡眠のポイント
睡眠不足は美肌の大敵といえます。睡眠中は成長ホルモンの働きにより、肌のターンオーバーが促進され、コラーゲンも生成されます。
毎日少なくとも6時間以上の睡眠時間を確保するなど、しっかり眠ることで多くのコラーゲンが作られ、水分バランスの整った肌に近づけるでしょう。
また、メラトニンというホルモンは成長ホルモンの分泌を促すうえ、抗酸化作用があります。メラトニンは起床後13〜15時間後に分泌が増えてくるため、毎日決まったリズムで眠るよう心掛けてください。
日中に体を動かして適度な疲労を感じることで、寝つきも良くなりやすいため、睡眠のリズムが崩れている方は試してみましょう。
06.まとめ
乾燥やターンオーバーの乱れ、血行不良などがあると、肌はくすんで見えがちです。美白(※)をめざすためには肌への刺激を抑えたり、保湿を意識したりしながら、美白(※)効果のある成分が配合された化粧品の利用も検討しましょう。
美白(※)に効果のある成分には、「アルブチン」「ビタミンC誘導体」などがあります。それぞれの成分の特徴や、自分の肌の状態を踏まえ、適したジェルや美容液を取り入れてください。
肌のケア以外にも、紫外線対策の徹底や、食事・運動・睡眠などの生活習慣の見直しを行いながら、クリアな肌をめざしましょう。
(※)メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ